鼻づまりの原因について

鼻づまりの2つの原因

鼻づまりの原因

鼻づまりの仕組みでお話しましたように、鼻の穴の気道(鼻腔)には鼻甲介という突起物がたくさんあり、意外と狭くなっているので、ちょっとしたことでふさがれてしまいます。

鼻腔をふさいで鼻づまりを起こしてしまう原因は、大きく分けると2つになりますので、それを今回はご説明したいと思います。

あらかじめ申し上げておきますが、次の(1)でも(2)でもない鼻づまりとなると、腫瘍とかポリープとか、何か想定外の異物で鼻が詰まっているかもしれませんので、病院で検査をしてもらうことをお奨めします。

(1)鼻粘膜が腫れること(腫脹(しゅちょう))で詰まる

これは主に花粉症などのアレルギー性鼻炎やかぜの時に起きる鼻づまりです。

アレルゲンやかぜのウィルスを除去しようと白血球が血管から出てくるときに、水分も一緒に出てきて溜まってしまう、分かりやすく言うと鼻粘膜がむくんでいる、浮腫(ふしゅ)が原因です。

鼻粘膜の炎症が広がったりひどくなったりすると、急性副鼻腔炎や、蓄膿症(ちくのう症)につながります。
そうなると、発熱や頭痛といった、別の症状も出てきますので、すぐに病院へ行きましょう。

(2)鼻が曲がっていて詰まりやすい

ほとんどの方が、自分は曲がっていないと思っています。
ところが、病院へ行くと、「若干、鼻腔内の形状に問題があります」とか、「鼻中隔がわん曲しています」とか言われるケースがあります。
鼻中隔というのは、左右の鼻腔の間にある、主に軟骨でできた壁です。
「そんなはずはない」と本人は気づいていないことが多いそうです。

小さい頃に鼻を怪我したという場合もありますし、何の覚えもないのに歪んでいることもあります。
後者の場合は鼻骨の成長が悪い、要するに鼻が低い日本人に多く、少しずつ歪んでいくので気が付かないらしいです。

鼻中隔が湾曲すると、左右どちらかの鼻腔が詰まりやすくなりますので、「そういえばいつも同じ方がよく詰まる」と感じているなら可能性がありますよ。

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