鼻水はなぜ出るのか?

鼻水はなぜ出るのか?

鼻水が止まらない女性

風邪を引いた時や花粉症やハウスダストなどのアレルギー性鼻炎などで鼻水が止まらず、大量のティッシュを使った経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

止めたくても止めることができない鼻水ですが、この鼻水にはとても重要な役割があることをご存知でしょうか?

鼻水が出る仕組みと、どんなときにどんな鼻水になるかが分かっていれば、冷静に、適切に対処ができるようになります。

そこで今回は、憶えておくと良い鼻水のお話です。

鼻水の役割と仕組み

鼻水とは、鼻腔にある鼻線から分泌された粘液のことを言います。
そして、鼻水の重要な役割は、目には見えませんが空気中にあるウイルスやバクテリアなどの病原菌を、肺などに送らせないようにすることです。

つまり、鼻水は異物に対抗する防御反応ということですね。
「くしゃみ」も同じ、異物に対抗する防御反応です。

アレルギー性鼻炎は、本来は防御しなくても良い、身体に害のない「花粉」などに、過剰に反応してしまうという症状です。

風邪などの時は、ウイルスやバクテリアなどが大量に発生して、口や鼻を攻撃する事で体の中に入ろうとしてきます。

口から入ったウイルスやバクテリアは、喉を攻撃し胃や腸へと進み、体の中へと入ってきてしまいます。

一方、ウイルスやバクテリアが鼻から入ってくると、鼻腔の粘膜が刺激され、鼻水がどんどん止まることなく出てきます。
そうすることで、体の中に入って来ようとする病原菌を、洗い流そうとしているのです。

鼻水の色や状態と症状

鼻水がたくさん出る事で、風邪や呼吸器などに何か症状が出ている事を知らせてくれています。
また、鼻水の色や状態でも分かることがありますよ。

風邪の初期には水のようないわゆる水鼻を出しますが、体内でウィルスなどと戦うと、白血球などが混じって、粘り気のある濁った鼻水になります。

これがおさまると回復へ向かうわけですが、緑や黄色の粘り気のある鼻水がずっと続くようですと、副鼻腔炎の症状かもしれないので、ちょっと深刻です。
早めの治療をしておきましょう。

このように、普段は出てこない鼻水は、何かいつもとは違う症状がある時に真っ先に知らせてくれる重要なサインです。
日頃から鼻水には注意して日常生活を送りましょう。


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